★ 登 山 行 ★

日  付  2011年 9月 15、16日(木・金曜)
 八ヶ岳 ・ 硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳
              (標高2,899m)
 


●あこがれの山の一つ、八ヶ岳に挑戦。

●天気は晴れ。 
 日差しは強く、半袖では腕が焼けて熱いので、長袖で登山。

 下界は相変わらず暑く、34℃くらいだったそうだが、山は約20℃。
 それでも快晴のため、汗びっしょりになりました。




1日目 (6時間50分)                       標高差 1,109m
    6:45 美濃戸山荘 (1,720m) (登山開始)
    8:30 赤岳鉱泉
   10:10 赤岩の頭
   10:30 硫黄岳 (2,760m)
   12:05 横岳  (2,829m) 昼食30分
   13:35 赤岳展望荘 宿泊

2日目 (5時間30分)                       標高差 1,179m
    6:30 赤岳展望荘 発
    7:10 赤岳    (2,899m)
    8:45 阿弥陀岳 (2,805m)
   10:10 行者小屋
   12:00 美濃戸山荘 着 (1,720m) (登山終了)




●登山に先立ち、山と高原地図 八ヶ岳(昭文社) でルートを確認しました。

●今、NHK・Eテレで、月曜夜10時から 女性向けの登山入門 「山ガール」 というのをやっています。
  「ホントにあんな派手な格好で山登りする人がいるのかな?」 と思っていましたが、
  それっぽい女性はいました。 テレビほど派手ではないけど。
  もっとも、私が行ったのは平日(木・金)だったので、土日に行けば、また違ったかもしれませんが。








山小屋で一泊するのは、約10年ぶりで二度目です。
前日に装備を確認。
一応、下に装備・持ち物の一覧と写真を載せておきます。

装備・持ち物一覧

・シューズ、ストック、磁石
・帽子、軍手
・雨具、スパッツ
・タオル、着替え、厚手の服
・日焼け止めクリーム、虫刺され用薬
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・地図
・ヘッドライト
・行動食 (お菓子、おやつ)
・アミノバイタル
・水
・キネシオテープ、はさみ、カットバン
・保険証のコピー
・デジカメ、ボールペン
・現金










「美濃戸口」 から左方向の赤岳山荘、美濃戸山荘方面への道を 車で行きます。
凸凹の多い道ですので、「車高の低い車はお勧めできません」
とガイドブックには書いてありますが、
普通の乗用車でも結構来ている人がいました。


6:45

車は赤岳山荘の駐車場に置きます。
ここで朝食とトイレを済ませて、登山出発。
(ちなみに朝食は、おにぎり一個、ヴァーム、トマト、バナナ)





登山開始から約3時間、このような森の中をずっと歩きます。
少し単調で飽きがきます。
木の葉で太陽光がさえぎられて、日焼けしなくていいのですが。




10:00

3時間以上はずっと木々の中でしたが、
「赤岩の頭」 の手前で急に視界が開けます。
写真は硫黄岳から横岳に向かう稜線です。
歩いている人が見えます。

ここまで面白みの無い、景色も良くない道を3時間歩いていたので
疲れが出ていましたが、
この景色を見て元気が戻りました。

おぉ、山に来たぁー という感じです。
あと10分くらい歩くと 「赤岩の頭」 です。




10:30

硫黄岳山頂(2,760m)に到着。
広場のような感じでゆっくり休めます。
周囲の景色を眺め、20分休憩した後、先を目指して出発。





11:00頃

「硫黄岳」 から 「横岳」、「赤岳」 を望みます。
写真中央の尖った所が 「横岳」、その右が 「赤岳」 です。

ここからは、日ざしをさえぎるものも無く、景色はいいのですが、暑い。

”あそこまで歩くのか、先は長いな”、 と思いましたが、
実際は長いというだけではなく、
岩場の危険なところが待ちかまえているのでした。



注意


横岳の手前から、このような岩場が出てきて
クサリづたいに登ります。

よく登山の入門書には 「三点支持(三点確保)」 と書いてありますが、
これを実地で行うのは、私、初めてです。


写真を撮る余裕はなかったのですが
誤って落ちると、大けが・・・、では済まないような所もありました。
このときの集中度は仕事の比ではありません。





横岳山頂まであと少し。
相変わらず日差しが暑い。
日焼け止めクリームを多めに塗っておいてよかった。

会社だったら 「暑い、疲れた、目まいがする」 などと ほざいていたかもしれないが、
こんな言葉を吐く余裕もない。
ひたすら歩く、登る・・・・。





12:05

硫黄岳から直射日光の中、稜線を歩くこと 1時間15分、
横岳山頂(2,829m)に到着。

遠くから見たとおり山頂は狭く、
硫黄岳と違って、ゆったりできる場所ではありませんでしたが、
ここで昼食休憩をとります。 約30分休息。

ここまで来ると、 山小屋 「赤岳展望荘」 が見えます。
ここから下ること、約1時間、



13:35

今日の宿泊場所、 「赤岳展望荘」 に到着。

荷物の整理をして着替えた後、生ビールを飲んで休憩。

食事は17:30からなので、あと4時間あります。
全く何もすることがなく、ただボーッとして過ごします。
こんな状態は山に泊まったときくらいでしょう。


18:00

山小屋と明日登頂予定の 「赤岳」 です。
(暗かったので、少し画像補正しました。)


ちなみに、
  ・一泊2食付き  9,000円
  ・生ビール      800円
  ・ペットボトルの水  500円
     (500cc)
  ・ワイン(ボトル) 3,000円
です。








翌朝は4時30分に起床 

御来光を拝むことになりました。
昨日から決めていたわけではないのですが、
山小屋の皆さんが、そういう雰囲気でしたので
私も、なんとなく誘われて起きだしました。




4:59

4:30頃はもっと暗かったのですが、
明け方は刻一刻と明るさが変化していきます。





5:18

富士山もきれいに見えました。
今さらながらですが、ここは雲の上なんだぁ、
どおりで日ざしが強いわけだよ。






5:25
日の出。

大スクリーンで光のスペクトルをみるようです。

昔の和歌に、太陽の紫を詠んだうたがあったような気がするけど、
こんなとき教養の無さがチョット残念でした。

カップルで来ている人が言っていました。

「やまぁ、 いいなぁー」





6:30

八ヶ岳最高峰の 「赤岳」 にアタック。






しばらく行くと 再びクサリ場 現る。

程よい間隔で足場はあるので、
私のような素人でも登れます。





7:10

約40分で赤岳山頂(2,899m)到着。
風が少しありましたが、帽子が飛ばされるほどでもなく
心地よい風でした。





山頂から富士山を撮影。

「あーたまを くーもぉのー うーえにだぁしぃー」


この後、 「阿弥陀岳(2,805m)」 に登りましたが、これは割愛します。

ただ、赤岳からの下山と阿弥陀岳への登山では、
三度(みたび)クサリ場があって
下りは登りよりも神経を使うことを特に記しておきます。

山小屋のご主人が言っていた言葉を実感しました。

「登りは疲れるだけだからいいけど、下りは危ないからねぇ」





8:45

阿弥陀岳山頂から、硫黄岳、横岳を一望。
あんな所を歩いていたのかぁー。
我ながらよくやったよ。

この後、約3時間かけて 「美濃戸山荘」 まで下山。
駐車場着は12:00ジャスト。

なお、所要時間は、おおむね地図にあった標準タイムどおりでした。






昔、どこの山だったか忘れましたが、
登山途中で 足に乳酸がたまり、登るのが無理となったため
途中で下山したことがありました。

今回、1日目の行程が約7時間、 足はもつだろうか、という不安がありました。

対策としては、
  ・準備体操は入念に
  ・ゆっくり、小幅で登る
  ・1時間で必ず休憩をとる
  ・エネルギー補給はこまめに
  ・のどが渇く前に水分補給する
を守りました。
どれも山の入門書に書いてあることです。

もう年なので、体力に任せて登ることはありませんが、
たとえ所要時間が多めにかかっても、基本を大事にしようと思ったのでした。

 








★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 3時間10分 )

時刻 AM3:00 AM6:10
地点

走行距離
深谷発 →

0km
花園IC →

 
佐久IC →

 
美濃戸着
150km?
備  考 関越道・上信越道
渋滞なし。
高速代 1,350円




★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 5時間 30分)

時刻 PM12:30 PM6:00
地点

走行距離
美濃戸発 →
0km






深谷着

150km?
備  考 一 般 道

温泉・河童の湯(400円)に入る。




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