★ 登 山 行 ★

日  付  2011年 9月 26〜28日(月、火、水曜)
 立山 ・ 雄山〜大汝山〜富士ノ折立
        (標高3,015m)
 


●寒くなり過ぎないうちに立山に挑戦。

●天気は、1日目は曇り。 2日目,3日目は晴天。
  日中の気温は8℃、明け方は0℃と下界と比べれば 「冬」 みたいな気温ですが、
  山で緊張しているためか、それほど寒くは感じず、
  天気に恵まれた登山行でした。

●立山までのアプローチは富山側からと、大町側からの二通りがありますが、
  大町側の扇沢から登りました。
  扇沢駐車場からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぐこと約2時間、
  立山登山のベース基地になる室堂に到着。

  扇沢から室堂までの往復料金は、8,800円です。
  馬鹿にならない金額ですが、自分の足で登るのは
  体力的にも日程的にも無理ですので、いたしかたありません。



1日目 (3時間10分)                      登山はナシ
    9:00 扇沢駐車場 着 (朝食)
   10:00 扇沢から室堂に向けてトロリーバス出発
   11:40 室堂着    (2,420m)
   12:10 みくりが池温泉  (昼食)
         地獄谷経由
   13:10 雷鳥荘 着    (宿泊)

2日目 (6時間20分)                      標高差 595m+α
    7:25 雷鳥荘 発
    8:50 室堂山    (2,668m)
         浄土山     (2,831m)
   10:05 一ノ越     (2,705m) (30分休憩)
   11:25 雄山      (3,003m) (小休止)
   12:30 大汝山    (3,015m) (昼食)
         富士ノ折立  (2,999m)
         真砂岳    (2,861m)
   13:45 内蔵助山荘 着  (宿泊)


3日目 (5時間55分)                      標高差 454m
    6:55 内蔵助山荘 発
    7:45 別山      (2,874m)
    8:30 剱御前小舎     (小休止)
   10:00 雷鳥沢キャンプ場 (小休止)
   11:00 室堂 着   (2,420m) (昼食)
   11:30 室堂 発
   12:50 扇沢駐車場 着 (登山終了)





●登山に先立ち、山と高原地図 剱・立山(昭文社) でルートを確認しました。

●今回は立山の主峰・雄山と、最高峰・大汝山から別山を縦走。
  かの剱岳の直前まで行きましたが、私は初級者なので (どこに基準があるのかわかりませんが)
  この山は見るだけとしました。 少し残念でした。

  帰ってきてから、知り合いに今回の登山の話をしたら、

  皆さんから 「剱まで登ればよかったのに、もったいない」 と言われました。

  無理をすれば行けないことはなかったのですが、「無理をしない」 というのが私の方針ですので、
  いたしかたありません。
  まぁ、今回は下調べということで、次回は 「剱」 を目指しましょう。









1日目 11:10

室堂に向かうロープウェイ。
1日目は曇りだったので、あまりきれいな写真は撮れませんでした。
紅葉もまだでした。
正面に見えるのが、今回のメイン 「雄山」 です。

昔はここを自分の足で登っていたわけですから
やはり、昔の人は偉かった。






1日目 11:40

室堂に到着。
ここまでは、観光ルートにもなっていますので
ご年配、ご婦人の方々の団体がたくさんいます。
団体客がひっきりなしに記念写真を撮っていました。

実は私、数年前に気楽な観光がてらで来たことがあるのですが、
当時は、大きなザックを背負った人を見て、「すげーなぁー」 と思ったものでした。
まさか自分がここの山を登ることになるとは思いませんでした。
感無量です。






1日目 12:00

初めて室堂に来たときは、周囲の山々に圧倒されます。
文明の利器を使って、ここまでは簡単に来られるので
室堂ターミナルの建物を出て、突然この景色を見ると
思わず 「おおー」 と言ってしまうのでした。

到着した日は曇りで、景色もくすんで見えました。
明日から晴れますように。
(一応、天気予報では晴れのはず、ですが・・・)





1日目 13:10

初日の宿泊 「雷鳥荘」 に到着。
NHK教育テレビ 「あなたも今日から山ガール」 という番組で
紹介されていた山小屋です。

実際は、「山小屋」 というには設備が整い過ぎていて
テント泊するようなベテランの方には、やや興ざめかもしれません。

お風呂は温泉、トイレは水洗、蛇口をひねれば飲料水が出る、

夢のような山小屋です。
私は初級者なので、ここに泊まります。 (1泊2食で9,000円)





1日目 17:40

雷鳥荘から夕日を観る。
昼間は曇っていましたが、夕方には晴れてきて
太陽が沈むところを観ながら、お酒を飲みました。
ビール500ml、ワイン500ml(これは持参)、ウィスキーダブルで一杯。
うーん、しあわせ。

明日から登山だというのに飲み過ぎです。
でも、この非日常が嬉しくて、つい・・・。
決して山をなめているわけではありませんので
お許しください。
 (誰に謝っているかといえば、山と山を愛する方々にです。)





2日目 9:00頃

朝7:25に雷鳥荘出発。
ルートは、室堂山−浄土山−雄山−大汝山−富士ノ折立−真砂岳−内蔵助山荘 です。

写真は浄土山への登りですが、今回ここが一番厳しかった。
クサリ場こそ無いものの、登山道とは思えない岩場で
標準タイム30分のところが50分かかってしまいました。
まだ朝早く、気温も5℃くらいだと思いますが、汗も大分かきました。

室堂−浄土山ルートは、一般的でないらしく
人が少なくて、 「本当にこの道でいいのかしら」 と不安にもなりました。
朝一番だったので体も慣れていない上、精神的にもきつかった。





2日目 10:35

一ノ越で小休憩後、雄山登山開始。
一ノ越で別ルートと合流し、ここから人が多くなります。
人が多くて安心ではあるのですが、
ご年配のご婦人方のグループもいて
観光地での買い物よろしく非常に賑やかで
雰囲気を壊してくれていました。
お陰様寂しくなかったです。





2日目 11:25

雄山山頂からの風景。
三角点があるのは、2,992m。
一ノ越から50分。
ここは標準タイムをクリアしました。
ここで小休止。





2日目 12:00

雄山のピーク3,003mにある雄山神社です。
参拝料500円がかかります。
宗教法人にお金を払うのはイヤだったけど、
ここまで来てピークに登らないのも
あまりにもヒネクレ過ぎていると思い、
主義を曲げてお参りしてきました。
神主さんのありがたいお話も聞けますので
まあ、いいでしょう。





2日目 13:30

真砂岳にて記念写真。
今日のゴールまであと少しです。
雄山からは急な登りはなく、のんびり歩けます。

今回、山小屋に2泊するということで、
45リットルのザックを背負っています。





2日目 15:40

2日目の山小屋 「内蔵助山荘」 には13:45に到着しましたので
ゆっくり休めます。

夕食17:30までには大分時間がありますので、
外で山を見ながら、またお酒を飲んでしまいました。
(今日は控えめにしましたが。)

写真は山小屋でご一緒した皆様です。
昔の登山の話などを語るともなく語っていました。

40年前に剱岳に登った方いわく、
「今は登りやすくなったなぁ、昔はハシゴもクサリもなくて、ルートもよくわからなかったのに。」

現在は装備も軽くて良いものがそろっているので初級者にも助かります。

しかし、こうも言っていました。
「山小屋でお風呂に入れるなんてビックリしたヨ、
山小屋がこんなに便利になっていいんだろうか」






3日目 8:00頃

剱御前小舎あたりから剱岳を望む。

今回は準備不足でやめましたが、
来年はここに登ろう。





3日目 8:30頃

雷鳥坂を下山途中に室堂平を望む。
一昨日泊まった宿が見えます。





3日目 8:30頃

昨日歩いた室堂山、雄山を望む。
あんなところを歩いてきたんだー。





3日目 10:00

雷鳥沢キャンプ場到着。
今回の登山は、ここでほぼ終了。

あとは室堂ターミナルまでのんびり歩いて、
バス、ロープウェイに乗り立山を離れます。

晴天に恵まれ、行程にも余裕のある良い登山でした。








★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 3時間50分 )

時刻 AM5:10 AM5:40 AM8:00 AM9:00
地点

走行距離
深谷発 →
0km
本庄児玉IC →
 16km
麻積IC →
 167km
扇沢着
212km
備  考 16℃ 関越道・上信越道
渋滞なし。
12℃
高速代 2,400円(ETC)




★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 4時間 25分)

時刻 PM1:35 PM3:40 PM5:30 PM6:00
地点

走行距離
扇沢発 →
0km
麻積IC →
46km
本庄児玉IC →
197km
深谷着
213km
備  考 15℃ 関越道・上信越道
大町温泉郷で休憩(1時間)
渋滞なし。
21℃
高速代 2,400円(ETC)




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