★ 登 山 行 ★

日  付  2011年 10月 7日(金曜)
 妙義山・相馬岳  (標高1,103m) 


●今回は乗鞍に行って山小屋で一泊する予定でした。
  前日に状況を確認して、雪は大丈夫そうでしたので、朝5時に出発。
  しかし、6時半頃、高速を走っている途中で、昨日予約した山小屋から電話がありました。
  「朝から雪でバスも止まっています。復旧の見込みは不明です。」

  しかたがないので、乗鞍はあきらめて、
  近場の山ということで急きょ妙義山に登ることにしました。

●天気は晴れ。


行程 (6時間10分)
    8:20 妙義山駐車場 着 (朝食)

    9:50 妙義神社から登山開始
   10:25 大の字
   13:10 相馬岳到 着
         堀切経由で下山
   15:40 車道に出る
   16:00 妙義神社 着 (登山終了)



●7月〜9月は節電の関係で木曜・金曜が休日になっていました。
  加えてこのところ、平日でも休みが取りやすい環境にあるので、3連休の前日に行くことにしました。

●今まで、谷川岳、八ヶ岳、立山と行きましたが、平日にもかかわらず、結構混んでいて
  団体の登山者に出会わないときがありませんでした。
  しかしながら、妙義山は人がほとんどいませんでした。
  聞くところによると、この山は観光登山で来る人はほとんどいないそうです。
  確かに厳しい登山行でした。







    
8:30

左は白雲山、右は金洞山。
今回は白雲山の最高峰・相馬岳に登ります。
見るからに急峻な山です。





登山道の初めの看板に注意書きがありました。
目標の相馬岳方面は上級者コースとなっています。

看板の注意書きには次のようなことが書いてありました。
上級コースは危険な岩場があるので、
岩場の知識と経験のある方のみ入山してください。
一般の登山者は危険ですので入山しないでください。

うーん、私は 「一般の登山者」 だけどどうしようかなぁ、
とりあえず、「危険な岩場」 のところまで行ってから考えよう、
ということで登山開始。





10:00頃

登山開始後、しばらくは普通の山道が続きます。

前後にほとんど人影が見えません。
しかし、途中でこの山の経験者と出会い、話をしました。

   :「注意書きには危険とありましたが、一般の登山者でも登れますか。」
経験者:「少し長いクサリ場があるけど、クサリを離さない程度の腕力があれば
       大丈夫ですよ。」
      「一緒に行きましょうか。」
   :「お願い致します。」






11:00頃

クサリ場現る。
クサリ場では、ウェストポーチなどは付けない方が動きやすいので
カメラの入っているポーチを外してザックに入れました。
クサリ場の写真は、これが最初で最後です。

この先何か所もクサリ場、岩場がありました。
長い所で20m程度のクサリ場があったでしょうか。
独りで登山していたら、途中で止めて引き返していたでしょう。

クサリ場のコツだそうです。
◆ひとつずつ右、左と心の中でつぶやきながら手足を動かす。
◆次の一歩だけを考える。
◆下を見ない。
◆急な岩場で恐怖にかられると動けなくなるので、常に気を張りつめている。
◆クサリに頼りきると腕が疲れるので、なるべく3点確保で登る。
◆腕は90度くらい曲げた状態で登り降りする。
  腕が伸びきって、クサリにぶら下がってしまうと立て直せなくなってしまうので。






13:10

山頂・相馬岳(1,103m)からの眺め。

経験者の方のアドバイスのお陰で
山頂までたどり着くことができました。

山頂までの途中にも見晴らしのいい場所があるのですが、

非常に狭く、「すぐそこは断崖絶壁」 というところばかりなので、
怖くてゆっくり写真を撮るという気分ではありませんでした。





この写真の尖った岩場の上まで行って、絶壁の直前にいたのかと思うと
今さらながら恐ろしくなります。
実は私、少し高所恐怖症の気味があるのでした。

写真で紹介できないのは残念ですが
結構細い尾根をクサリにつかまって渡る
というところもあって、確かに危険という看板は本当でした。


下山して車道が見えたときは
「あぁ、もう山道を歩かなくて済む」 と
ため息が出ました。
なるほど、このような山には一般の観光登山の人は来ないよ。

一緒に登っていただいた方には
何度もお礼を言いました。
この経験者の方曰く
「こういう山に登ると、普通の登山道はつまらないでしょ。」

私は、「えぇ・・・」 と言いながら、心の中で返事をしていました。
「いえいえ、私は普通の登山道で十分です。」

例によって近くの温泉に入って、お蕎麦を食べて、一息ついてから帰途につきました。



翌朝は、足だけでなく、腕と胸筋も筋肉痛でした。







★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 3時間25分 )
高速を走行中に予定変更となったため
佐久から引き返したので、余計な走行分が含まれる。
佐久ICからは一般道を走行。
時刻 AM4:55 AM5:25 AM6:50 AM8:20
地点

走行距離
深谷発 →
0km
本庄児玉IC →
 16km
佐久IC →
 96km
妙義山駐車場着
149km
備  考 16℃ 関越道・上信越道
渋滞なし。
15℃
高速代 1,100円(ETC)




★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 1時間 10分)
妙義山って意外と近いんだなぁ。
時刻 PM6:00 PM6:05 PM6:40 PM7:10
地点

走行距離
妙義山ふもとの温泉発→
0km
松井田妙技IC →
4km
本庄児玉IC →
54km
深谷着
70km
備  考 15℃ 関越道・上信越道
渋滞なし。
18℃
高速代 1,000円くらい(ETC)




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