★ 2012シーズンの活動 ★

日  付  2012年 3月 9〜11日 (金、土、日曜)
スキー場  岩 原


●計画どおり、テクニカルを受験してきました。

 
とにかく 疲れた、疲れた、疲れた。

 もっと気楽に、物見遊山で滑ってくるつもりでしたが、やはり慣れないことなので、
 気疲れが多いスキー行でした。

 もう、これを書くのも面倒くさい、という感じですが、
 こんな変なHPでも見ていただいている方々に感謝の念を込めて
 ご報告いたします。

●天気は、
   9日(金)みぞれ、雪
  10日(土)雪、曇り
  11日(日)晴れ

●まあ、ケガもなく転倒もしないで無事に終わって良かった。
  家に帰ってきて3日ぶりに自分の布団に入ったときは、本当にホッとした。

●検定が終わった後に、浦佐で知り合った方とお会いしました。
  浦佐スキー場は無くなってしまいましたが、またどこかでお会いしたらよろしくお願い致します。



  検 定 受 験 者 は 5 0 人、

   合 格 者 は 5 人 で し た 。









第1章  講 習 会 風 景

10日(土) AM9:30〜PM4:30 (途中1時間昼食休憩)




講習開始は10:00からでしたが
昨晩積もった雪で検定バーンが埋もれていたため
全員で デラがけ、 これに約1時間かかりました。
汗をかいて、腿が痛くなりました。

上の写真は整地小回りのバーンです。

ところで私、 「デラがけ」 という言葉を始めて聞きました。
調べてみると、

 コース整備、ならすことを 「デラがけ」 「デラをかける」 というそうです。
 フランス語で デラパージュ(横すべり) の略からきている。
 レースの旗門を横滑りで整備するときなどに使う。

言葉はわからないけど、皆のマネをしていました。
今回一つ賢くなった。





これは不整地小回りのバーン。
デラがけではラチがあかないので、
皆で滑って わけのわからないコブを作りました。

私は割と先の方に滑ったので、
皆さんの滑りを下で見ていたのですが、
ヒザ下まであるような こんな重い雪でも
みんな楽しそうに小回りしていました。
思わず、さすが〜と感じましたね。

別に申し合わせたわけではありませんが、横一線に並んで滑り降りてくるこの写真、
ちょっとカッコイイ、と私は思ってます。
今回の一番のお気に入りのシーンです。





デラがけが終わって、やっと講習開始。 1時間遅れで11:00です。
これは整地大回りの講習風景。
下に講師が二人いて、一人ひとりにアドバイスします。

端の方には雪がたまっているので
そこに突っ込むと転倒します。

これは整地ではありませんが、
そんなことを口に出すと余計に疲れるので、皆さん黙っているようでした。


心理的には、
カニを食べているとき、「カニを食べると無口になるよね」 と
わざわざ言うと、 「うるさい、黙って食え」 と言いたくなる
のと同じ心境のような。





これは不整地小回りの講習。
講師もポイントを絞って、やさしく教えてくれます。





宿は、ゲレンデ内の 「セキロク」 という所に泊まりました。
ナイターゲレンデが目の前に見えます。

ナイターゲレンデなんて見るのは何年ぶりだろうか。
25才の頃はナイターで滑っていたなぁ。
今は飲んだくれているけど。





小学生のスキー教室です。
ナイターまで滑るんですねえ。
みんな元気いっぱいで、大さわぎです。
楽しそう、いいなあ。







第2章  検 定 本 番

11日(日)
 AM9:30〜PM1:00

     PM1:40から講評と合格発表




天気予報では曇りのち雪でしたが、
朝になってみると快晴。
おお、急にやる気が出てきた。






9:30 開講式

最初に 東日本大震災で亡くなられた方々に黙とうを捧げます。
その後、新潟県連の方と検定員の挨拶。
そして種目の順番、滑走ローテーションの説明です。





(各種目ごとの紹介の下に検定員の講評を記します。)


1種目目 整地大回り



整地大回りのスタート地点です。
昨日講習を受けた斜面ですが、
昨日とは打って変わって整備された斜面です。
まさに整地。
運よく晴れたことと、朝一番にコース整備していただいたスキー場の方に感謝致します。





斜度は平均15度くらいの中斜面ですが、
コース幅が狭い。

滑り終わった方達が下で見ています。




右端が検定員です。
流行りの谷回りを強調して っと。

ところで、この1種目目ですけど、
前の人が滑るまでリラックスしていたのに、
自分が滑り出す時点になって、急に緊張してしまいました。
徐々に緊張が高まったのではなく、
急に緊張したため、暴走して終わりました。

 最初に ”物見遊山” と書きましたが、
とてもそれどころではない、ということに
このとき気が付いたのです。

情けない。






2種目目 総合滑降(フリー)

斜面は上の大回りと同じところです。

皆さん大回り主体で、中間地点の下で
3,4回中回りを入れる、という構成でした。

私はというと、今回は一応スクールで習ったことを意識して滑れました。
中回りのところで、板をとられてバランスを崩したけど、
転倒しなくて良かった。



講 評 (整地大回りと総合滑降の講評はまとめて説明していました。)


●自分の体重を ”面” に乗せて、落ちる力と遠心力を利用している方は、
  スピードに乗ってターン孤を描いていました。
  しかし、多くの方はエッジを立てて何となく回っているという感じで、
  そういう方はスピードにも乗れず、点数も出ません。

●また、落ちる力を利用せずにスピードを出そうとしている方は、
  ただ縦に滑っているだけの方が多いようです。
  サイドカーブがあるからターンしているように見えるだけで、
  これでは
暴走という感じでした。

●エッジを立てるだけではなく、
落ちる力と遠心力をうまく利用して滑ってください







3種目目 整地小回り



気温が高く雪が緩んでしまうので、硫安をまきました。
皆さん大回りより 小回りの方が上手いようでした。

斜度は最大でも23度くらいでしょうか。



講 評


●硫安が効いている所とそうでない所がありますが、
  そこで板の反応が変化して、それについていけない方が
  失敗していました。

●多くの方はターン後半でエッジを強めて 
制動 しているようですが、
  ターンの前半でしっかり雪をとらえていけば、後半はエッジをゆるめるだけで
  抜けのいいターンが描けるはずです。






4種目目 不整地大回り



ここも斜度は15度くらいかなあ。
緩斜面ではあるけど、
コブのラインが3,4本ある中を大回り、というよりも中回りします。
あまり大回りすると、ただの斜滑降になってしまう、
というのが昨日の講習でのアドバイスでした。

日に当たって雪がゆるんで、昨日よりも滑りやすい状態ではありましたが。




コブの中で切換えを見せるようにします。
滑ってみると意外と楽しいんですよね、
フリーで滑るときはやらないけど。


講 評


●皆さんこういう状況のところで大回りすることは、ふだんから無いと思います。

●そのせいか、全体的にポジションが低く、スピードが遅く、ただ降りてくるだけで、
  ターンしているように見えませんでした。
  コブの中を滑るため、あらかじめ姿勢を低く構えて 「さあ、コブに当たるぞ」 という
  格好で滑っていたようですが、それだと点数が出ません。

●高い姿勢で、スピードに乗った積極性があった方が点数が出ています。






5種目目 不整地小回り



もう疲れてきて、「なるようになれ」 という気で滑りました。
コブではどうせなるようにしかならないし。

不整地種目でも、やはり皆さん大回りより小回りの方が上手いように見えました。


講 評


●テクニカルですから きれいに滑ってこられて当たり前です。

●スピード、積極性や、板のトップを下に向けるといったところが見えないと
  合格点にはなりません。







検定を終えて (反省と、少し愚痴も)

●このページの中で 「今は飲んだくれているけど」 や 「なるようにしかならない」 などと
  書きましたが、少し不真面目に過ぎたでしょうか。
  一生懸命に検定を受けている方に対して失礼な臨み方だったかもしれません。
  誰に迷惑をかけたわけでもありませんが、この場をお借りして謝罪致します。

●検定員の方は 「積極性」 といいますが、もうこの年になると ちょっと難しいかもしれません。
  以前にコブ斜面で飛ばされて腰から落ちて二週間くらい痛かったことがあります。
  このときは幸い会社を休む程ではなかったけど、もしスキーでケガをしたら、会社に言えませんよ。
  実際検定で体を痛めたという話を聞きますし。

●積極さを出すことが 即ケガにつながるわけではないし、
  スキー操作が正確であれば、積極的に滑った方があるいは安全なのかもしれませんが、
  やっぱり、コブの中で大回りはやりたくないなぁ。

●今回のスキー行は楽しくなかったわけですが・・・・・、
  検定中は気が付かず、終わってから思い当ったことですが、
  検定バーンは、どれもフリーだったら滑らないような斜面ばかりでした。
  整地大回りの斜面など幅が狭く、片側は林、片側はリフトの支柱。
  こんなところでスピードを出したら危険行為でしょ。 フリーじゃやりませんよ。

●しかし、悪条件で出せる滑りが、本当の実力なのでしょう。
  その意味では 実力通りの滑りだったといえます。
  全体的に斜度は緩いので、思惑どおりの斜度ではありました。

●肝心の私の点数ですが、それは言わぬが花でしょう。
  箸にも棒にもかからない、ということだけは確かです。

 このような愚痴にお付き合いくださってありがとうございます。




ということで、テクニカル受験終了。
リフトの上で、知らない受験者の方から
「40才になったので記念に受けてみることにしました。」
と言われたので、私も
「実は私も50才の記念なんですよ。」
と言ったら、二人で大笑いになりました。
似たような人がいるんですねえ。





★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 2時間15分)

時刻 AM5:15 AM5:45 AM7:20 AM7:30
地点
走行距離
深谷発 →
0km
本庄 IC →
16km
湯沢IC →
116km
岩原着
122km
備  考 8℃ 関 越 道
渋滞なし。
3℃
高速代 1,350円(ETC)



★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 3時間)
3月の第二週だというのに、車が多かった。

時刻 PM3:50 PM4:00 PM6:20 PM6:50
地点
走行距離
岩原発 →
0km
湯沢IC →
6km
本庄IC →
106km
深谷着
122km
備  考 6℃ 関 越 道
断続的に渋滞。
6℃
高速代 1,350円(ETC)





トップへ戻る

前回のスキー行
(岩 鞍)
3月 3日
次回のスキー行
(野沢温泉)
3月 29、30日








全 体 の ページ 構 成 で す 。

スキーライフ
ダイジェスト
バイク旅行
ダイジェスト
自己紹介
基本データ
トップへ
スキー遍歴 北海道旅行
−その1−
職歴紹介
スキー場紹介 北海道旅行
−その2−
子供の頃
の夢
今シーズンの活動 北海道旅行
−その3−
心に残る本
心に残る映画