★ 2021シーズンの活動 ★

日  付  2021年 2月 20,21日(土、日曜)
スキー場  さかえ倶楽部スキー場







さかえ倶楽部スキー場にて I先生 のレッスンを受講。

  その名も 「さかえロングターン キャンプ

  今回のスキー行は暑かった、厳しかった。

    そして、怖かった。


久々に 初めての スキー場なので、今回は ちょっと長めの報告となります。


積 雪

   ・ 17日(水曜) ‥ 230cm (−10)
   ・ 18日(木曜) ‥ 270cm (+40)
   ・ 19日(金曜) ‥ 290cm (+20)
   ・ 20日(土曜) ‥ 280cm (−10)
   ・ 21日(日曜) ‥ 260cm (−20)

  ここも毎日の増減が激しいですね。


天 気

   ・ 20日(土曜) ‥ 晴れ。 暑くて、ゴールデンウィークの春スキーみたい。

   ・ 21日(日曜) ‥ 晴れ。
               予報では、長野の気温は 19℃ と言っていました。

                まだ2月だというのに この暑さ。 かんべんしてほしい。


●宿泊は 「トマトの国」 というホテルです。

  一泊と リフト2日券 が付いて 約1万円 です。

  宿から スキー場までは 2.2km、車で 5分 です。




さかえ倶楽部スキー場 ‥‥‥ 久々に 初めてのスキー場です。

  ここ数年は、スキー場といえば 須原、五日町、六日町、そして 奥只見丸山 です。

  よく言えば 愛着のある、しかし 悪く言えば マンネリ です。

  スキー場自体は 今の私に合っていて、宿や施設の対応も良いので
  何の不満もありません。

  しかし、たまには毛色の変わったスキー場へも行ってみたくなります。

  今回は なじみの I先生 のレッスンで、しかも ロングターンに 特化したレッスンなので
  参加してみました。


スキー場へのアプローチ

  ここは 長野県の 栄村 というところにあります。

  この地方自体に行ったことがありません。

  記録を調べてみると、2012年 3月 に 野沢温泉 に行っていました。

  このときは 上信越道の 豊田飯山 IC 経由で、約200km(3時間)の行程でした。
   (このHPの記録が役にたった。)

  栄村というのは さらに奥です。


●スキー場の HP を見ると、アプローチは2通りあります。

  (1)関越道コース ‥‥ 藤岡JC から 96km、塩沢石打 IC で降りて 42km(55分)

  (2上信越道コース ‥‥ 藤岡JC から 170km、豊田飯山 IC で降りて 35km(50分)

  上信越道コースは遠回りですから、総合距離では 約70km 長くなります。

  しかし 関越道コース・塩沢石打 IC からだと、わけのわからない山道が長そうです。

  上越から長野へ抜ける山道があることは 何となく知っていたのですが
  どうせロクな道じゃないだろうと思って、通ったことがありませんでした。
  まして冬の雪道なんてとんでもない。

  果たして行けるかしらん?

  当日の天気をみて、直前に どのコースで行くか決めよう。




ロングターンキャンプ ‥‥ とんでもねぇレッスンだった、

  なんたって アナタ、 急斜面なんですよ。

  あんな 急斜面で、あんなスピードで滑るなんて、怖かった。 八海山より怖かった

  怪我しなくて良かったよ。。。

  詳細は後述します。








塩沢石打 IC から 栄村 への アプローチ




●宿泊地 「トマトの国」 に 電話で 道路状況を聞いてみました。

  塩沢石打 IC から 栄村への道にも 2通りあるということです。


  (1)国道353 で 十二峠 を越えて 国道117 へ抜ける道

      国道353は バスも走っている道なので 大丈夫でしょう。
      でも、山道が続くので大変かもしれない。


  (2)県道76 で 大沢峠 を越えて 国道117 へ抜ける道

      こちらは山を迂回する道路で、急な山道というのは無い。
      ただ少し遠回りになる。
      県道なので 少し道幅が狭い所もあるが、整備された道路。

      地元の人はこちらを通ることが多いそうです。


●「トマトの国」 の 電話で対応してくれた方は 非常に親切で、

  山道について教えてくれましたので助かりました。

  ありがとうございました。





2月19日 は 晴れていたので、

関越道・塩沢石打 から 国道353 を通りました。





19日 午後1:00頃、国道353 に入ったところ

あの山を越えて行くのか、






雪の壁が高くなっていく、大丈夫かな、






表示板で 道を間違えていないことを確認。






この辺が 十二峠 です。

斜度はそれほど急ではありません。
八海山への山道より緩やかです。

しかし、雪崩の危険があるような気がします。

晴れていたので安心でしたが、雪だったら走りたくありませんね。






ここは 十二峠 を 抜けたところ。

道が直線になって一安心。






国道117 です。

道幅も広くなって、除雪も行き届いている。

ここまで来れば大丈夫でしょう。






国道117 から右折して スキー場へ






やっとスキー場へ到着。

家を出てから 約3時間半です。
(昼食休憩が30分ありましたから、実質 3時間 です。)

距離は160km。 奥只見よりも近いな。

この表示板から約1kmでスキー場です。







ゲレンデ風景




料 金 表






ゲレンデ入口、ファミリー コース (第3ペアリフト)

(440m、最大12度、平均10度)

おぉ! 見るからに快適そうだ。

いかにも ロングターン のためにあるようなゲレンデです。

レッスンでは滑りませんでした。






すぎのき コース (第1ペアリフト)

(470m、最大20度、平均12度)

ここも レッスンでは滑りませんでした。






いがぐり コース (第2ペアリフト)

(530m、最大20度、平均16度)

ここでは足慣らしと基本練習をしました。






オリオン コース

(520m、最大25度、平均15度)

ここでは スピードに乗った基本練習。





写真をクリックすると大きな画像が出ます。

山頂から しらかば コース を見下ろす。

(560m、最大20度、平均15度)






くまのす コース

(940m、最大25度、平均17度)

わっ 急で、長い。

ここが レッスン の メイン となりました。

レッスンでは ここを 上半分 と 下半分 の 2回に分けて滑りました。

感想は ‥‥ 厳しかったです。 そして怖かったです。

正直言って、こんな所 滑りたくない。

なんたって 大変なスピードが出ます。

普段滑っているスピードを、私の運動能力の 70%くらい とすれば

ここでは 130%くらい で滑りました。

能力の限界です。

このスキー場は空いているので 衝突の心配が無いのが救いでした。






くまのす コース の入り口から 山の景色を観る。






センター ハウス



    

メ ニ ュ ー





センター ハウス内

客が食事を終えて席を立つたびに 従業員が小まめに消毒していました。

私がまだ消毒を終えていないテーブルにコップを置くやいなや

従業員がやって来て

「ここは消毒していないので、消毒済みカードのある席を使ってください。」

と 注意されました。

結構きつい口調でしたね。 怒られたみたい。

コロナ対策 を真剣にやっている、という印象です。

深夜まで クラブ だか ラウンジ だかで
酒を飲んでいるバカ な 国会議員 も
ここで働かせればいいのだ。
無能過ぎて務まらないかもしれないけど。







スパイシー チキン カレー 1100円也

サラダ、スープ と 野沢菜付き。

食べ応え十分です。







宿泊地 「トマトの国」 紹介


スキー場から 2.2km。 車で 5分です。





建 物 外 観











入 口






客 室

私は和室でしたが、洋室もあります。

洋室は ビジネスホテル風なので、私はこちらの方が落ち着きます。






客室 からの 風景

網戸が開かなかったので、網越しに撮りました。






乾 燥 室

部屋ごとに置き場所が仕切られています。

ワックス台はありません。






お 風 呂

泉質はよくわかりませんが、野沢温泉に似ているようです。

久しぶりに温泉らしい温泉に入りました。

ふぁ〜〜、、







講 習 内 容


前回の “須原” と今回の “さかえ” では

同じ内容のレッスンでしたが、

従来までの講習内容と異なる部分があります。

私はスキー雑誌を一切読みませんので

最近のトレンドを知りませんが、

あくまで私の理解した範囲で書きますので

ご了承ください。



 大 回 り


   テーマ 骨盤の傾きを意識する。


   今回はこれに尽きます。






 ●今回のポイントの一つ目です。

  ストックは こぐように テールの方に突く

  この際、なるべく強く突くようにする。


 ●こぐように 強く突く理由は、

  「次のターンの外腰を前に出す」 ことにあります。


●内側のストックを強く突くことによって、

  「その反作用(反動)で外側の腰が前に出る」

  ということです。


  なお、強く突かなくても外腰が前に出る人は

  無理してまで強く突く必要は無い、ということでした。


 ●ポイントの二つ目は

  骨盤を傾ける

  これは両足を有効に使うためです。

  今までも谷回りで傾くときには、骨盤も傾いていたはずですが、

  前回と今回は特に

  ターン内側の股関節を緩めて、内側の骨盤を下げる

  ということを強く意識しました。


●切換えで骨盤から傾くので、

  “常に両足で 板を踏み続けながら ターンしていける

  ということでした。


X脚 対策 にも有効なようです。

  私の場合、厳密にはX脚 になっているのでしょうが、

  先生には 「なっていない」 と言われました。



問 題 は こ こ か ら。 山 回 り で す




  内倒してるように見えますよねぇー、、、

  しかし、上手い人が滑ると内倒してるように見えません。

  骨盤は内側(山側)に傾けても、

  肩は外側(谷側)に傾くように滑っています。

  これは “難しい” と 先生も言っていました。

  なんか、解剖学的に不可能なような気が ‥‥、



  山回りでも ターン内側の骨盤を下げ続ける

  ということでした。

  え〜〜!?、
  それじゃあ内倒しちゃうのではないか



 ●内倒しないために、次の2点を意識します。

  (1)谷側の脇を締めて、谷手を下げる。

  (2)胸を谷方向へ向ける。


  この2点をやると 内倒してるように見えないそうです。

  もちろん、谷足荷重であることは必須事項ですけど。







以前のスキー行で紹介した写真です。



2017年 1月


2017年 3月




補 足 説 明

(なんか、余計わからなくなるような ‥‥)




「くの字」 姿勢

 ●従来は 今回とは逆に

   (1)山側の骨盤をつり上げる。
   (2)上体は谷方向へ傾くようにする。

   としていました。

 ●しかし、従来のように滑ると

   切換えで板をフラットにしたときに、
   
頭と上体が 谷方向へ行き過ぎてしまい、
   
次の山回りで内倒してしまう。

   ということでした。


 ●私の場合、

  “切換えで、頭や上体が谷へ行き過ぎている”

  という点はいろいろな先生から いつも指摘されているので、
  “切換えでは上体を起こす” くらいのつもりで
  滑るようにしていますが、

  今となっては、いわゆる 「くの字」 姿勢
  クセ になっていて なかなか直りません。






仕方がないので
一応、今回の滑りの動画を載せておきます。

ここをクリックしてください。
(サイズは 10M くらいです。)

でも、見ない方がいいと思いますよ。

コメントの右腕を出さないように というのは
特に 左ターン(右足外足) のときに
上体が回旋し過ぎるので、
右手が前に出ないように注意して
胸が谷方向を向き続けるように、
というアドバイスです。






最後になりましたが、今回のスキー行の最初に

今回のスキー行は暑かった、厳しかった
    そして、怖かった

と書きましたが、

それは まさに、動画の斜面の滑りのことです。

ゲレンデガイドには 「最大25度、平均17度」 とありますが

スピードが出るので、この数値以上に怖いんです。

今、動画を見ると 自分でも “なんだ、こんなもんか” と思いますが

滑っているときは大変なんですよ。

なんたって アナタ、今年は もう 還 暦 ですよ、還 暦
(アナタ って 誰のことか わかりませんが)

そこのところ、どうかくみ取ってくださいませ。






★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 3時間 35分)

水上 SA にて昼食休憩。(35分)


時刻 AM 10:15 AM 10:50 PM 12:45 PM 1:50
地点
走行距離
深谷発 →
0km
本庄・児玉 IC →
14km
塩沢石打 IC →
121km
トマトの国 着
160km
備  考 8℃ 関 越 道
渋滞なし。

高速代 2,990円(ETC)


塩沢石打 IC から 国道353 を通り
十二峠経由で 国道117 へ抜ける。


4℃




★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 3時間 40分)


時刻 PM 5:05 PM 6:15 PM 8:15 PM 8:45
地点
走行距離
スキー場 発 →
0km
塩沢石打 IC →

41km
本庄・児玉 IC →
148km
深谷着
162km
備  考 7℃ 関 越 道
沼田〜赤城 渋滞。


高速代 2,090円(ETC)


国道117 から 県道76 を通り
大沢峠経由で 塩沢石打 ICへ抜ける。


12℃

行きは 国道353 を通りましたが、
帰りは 県道76 を使いました。

距離にして 4km、時間にして 10分、行きよりも遠回りになりました。
県道76 は、カーブはありますが、山道という道ではありません。




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2021年 2月 6、7日
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