★ 2012シーズンの活動 ★


日  付  2012年 4月 30日(月曜) 〜 5月 6日(日曜)
スキー場  奥只見丸山


 一年を通じて最大のイベントで
 2012シーズン最後の山場、
 6泊7日のスキー行。


  ここ数年の恒例行事ではありますが、このスキー行は
  体力、気力、宿の食事、そして飲酒の誘惑との戦いです。

                          (医者に飲み過ぎだと注意されていますので。)

●天気は
  30日: 晴れ。
  1日 : 晴れ。
  2日 : 曇り。
  3日 : 雨。
  4日 : 雨。
  5日 : 朝は雨、11時頃から晴れ。
  6日 : 朝は晴れ、10時頃から雨・風・霧

30日、初日ということで、フリーで軽く足慣らし。

1〜2日、ネイティブ リンク スキースクールでコブ講習
    講師は角○先生。参加者は8名。

3〜5日、奥只見スノーアカデミーでコブキャンプ
    講師はH先生(通称 ホ○カ○゛)と K先生(通称 カ○ゴ○)。 参加者は16名。

6日、講習で習ったことをフリーで復習。
  しかし、朝は晴れていたものの昼前には雨、風、おまけに霧で楽しくない。
  1時頃に切り上げました。


●三日間連続で雨など、こんなにも天気にめぐまれないゴールデンウィークも珍しい。
  唯一の救いはコブキャンプの最終日の午後に晴れたことです。

  講師の方々も 「皆さんの熱意の賜物」 というようなことを言われていました。


なにはなくとも江戸紫、
 違った、なにはともかく
、 “ザ・コブ講習” ご覧ください。

  今回のページは超大作です。



 車の中で聞く音楽も
 華原朋美の I believe 「かがや〜く 白い〜 恋のはーじまーりは〜」
 から キャンディーズの 春一番 「雪ーがとけて 川ーになって 流れてゆきます〜」
 になってしまいました。





浦佐スキースクールの後継、
ネイティブ リンク スキースクール
のHPはこちらをクリックしてください。



奥只見スノーアカデミーのHPは
こちらをクリックしてください。




−− 第 1 章 −−−

ネイティブ リンク スキースクール
のコブ講習
(基礎から応用)


(5月1〜2日)



カモシカAコース・上部 で緩斜面のコブの講習。

「基礎から応用」 ということで、
初めは横滑り主体(通称ズルズル・ドン)の練習。
次第にターン孤を描く(通称バンクターン)の練習へと
移っていきます。




    
左はカモシカAコース・下部。  右はカモシカEコース。

角○先生、今回はこの2本のコースを多用しました。
ここ数年は、自ら滑らないようにしている斜面です。
だって、急斜面で滑りずらいもので。
講習で滑ってくれて良かったような、そうでないような・・・。




    
先生の滑りです。
左はAコース・下部での横滑り主体の滑り。
右はAコース・上部でのバンクターン

へぇー、バンクターンてここを通るのかぁ。


ちなみに、
バンクターンは体軸も傾き、左右に大きく振られるので
滑っている本人も見ている方も目が回ります。
二日酔いの朝は、横滑り主体から入りましょう。
今回の名言です。






ここは、Aコース・下部とEコースの間にある斜面です。
(コースの名前はありません。)
コブばかりでは飽きるので、気晴らしに一発、大回り。

さすがベテランの先生、心得たもので
2日目には山頂ゲレンデで大回りを3本と
このような山スキーもどきをやってくれました。

コブばかりだと体が縮こまってしまいそうなのが
息抜きになって楽しかった。





−− 第 2 章 −−−

奥只見スノーアカデミーのコブキャンプ

(5月3〜5日)


何といっても “コブキャンプ” ですから
講習の始まりは “コブ作り” からです。



幽霊のような写真になってしまい申し訳ありませんが、
先生2人、生徒16人が一列になってコブを作ります。





カモシカBコース・上部。
ラインは2本作ります。
ゆったりめのリズムと、早めのリズムのコブです。
都合3回、プルークや横滑りで同じラインを滑って
溝を深くしていきます。

せっかくの講習時間ですので、
ダラダラと横滑りするのではなく
上体の逆ひねり、前後のポジション、ストックを垂直に突く、
などを意識しました。


不真面目なHPだと思う方もいるかもしれませんが、
これでも一生懸命やっているんですよ。






カモシカBコース・下部 のラインが完成したところです。
ここ意外と急斜面なので、上から下まで一気にコブを作るのは
結構大変で、いわゆる 「足にくる」 状態になります。
体力の半分をここで使ってしまうのですが、
それでも、5日間も同じことをやっていると
力を抜くコツがつかめて、なんとか講習につなげることができました。

コツとは、

「脚を突っ張って筋力で雪を削るのではなく、
    体重を乗せて体全体の重みで雪をどかしていく」

ということのようです。

このコツ、滑りでも同じなのですが、
私のような下手っぴはどうしても
谷足が突っ張ってしまうのでした。





講習風景 −その1−
カモシカBコース・下部 のコブにて。

一人づつ滑り、下で見ている先生にアドバイスをもらいます。
赤いウェアが先生です。 左がK先生、右がH先生。
日本最強の名コンビ、もしくは凸凹コンビ(失礼しました。)
さりげなく笑いをとる先生方でした。

H先生が 「それでは Kデモ、見本をお願いします。」 と言うと
照れくさそうにするK先生でした。
初々しいナショナル・デモンストレーターです。





講習風景 −その2−

カモシカBコース・上部にてビデオ撮影。
別にこんなに片斜面ではないんですよ。
私のカメラの構えが悪かっただけです。

撮った映像はその場で各自確認します。
いつも注意されていることを自分の目で確認するのが目的ですが
「オレってこんなもんか」 で終わってしまうのが常です。





カモシカBコース・下部を見下ろすの図。
雨でも結構人がいました。
朝作ったコブのラインには、
いろんなスクール、グループ、モーグラー、あまっさえボーダーが
入ってきてどんどん深くなっていきます。
いったん深くなったコブは、調子っぱずれのボーダーの2人や3人が
暴走したくらいではビクともしません。
粉々になるのはボーダーの方です。

別に私が威張ることではないけど。





朝は圧雪されていた斜面も、晴れた日の午後には全面コブになります。
しかし、今年は雨や気温が低かったりで
なかなかこのような状態にはなりませんでした。
私は意図的に作ったコブよりも、このように自然にできたコブが好きなのですが。





講習風景 −その3−

H先生、チョットだけ本気かな? という滑りを魅せてくれました。

あらかじめ
「コブのライン沿いのどこでも好きな所で見ていてください。」
ということでしたので、中間のやや下で見ていました。

こんなに吸収動作を使っているのかぁー、すげぇなぁ。
偶然ですが、いい瞬間が撮れた ・・・感動的。






 −− コブ講習の総括 −−

 先シーズンのゴールデンウィークには浦佐の先生に
 主にポジションを修正していただきました。
 以前は前傾し過ぎていたものが
 カカトに重みを乗せるようになりました。

 今年のポイントは 「逆ひねり」 でした。
 4月の初めの講習では、プルークで横ずらしの練習もしました。
 おかげ様でスピードコントロールが以前よりも マシ になり、
 暴走しなくなりました。

 先生の言によると、
 「上手くなるには、ゆっくり滑れるようにならないといけない」 
 ということでしたが、少しできるようになりました。
 ありがとうございます。
 気を抜くと、すっぽ抜けたり、ストックが遅れたりしますが。

 まだまだ課題は多いのですが、例えば
  両足のスタンスをもっと閉じる
  トップの先落としができるようになる
  落差の中で板を回す
 等々、生意気にも考えています。

 上手くならないまでも、安定してゆったりと滑れるようになれればいいと
 思っております。







−− 春スキーらしい場面を −−




奥只見といえば、このアングルです。
天気は曇りですが、春らしいカラフルなウェアの皆様。





青空の下、ボーダーも爽快に滑っていきます。




    
親子連れのスキーヤーを二組紹介。
右は、お母さんと娘さん。 小学3年生くらいでしょうか。
母娘とも基礎スキーっぽい滑りでした。

左は、お父さんと息子さん。 こちらは小学2年生・8才だそうです。

実はこのお父さんとは以前にスクールで同じ班になったことがあり、
毎年この時期に顔を合わせると挨拶する方です。
この8才の男の子、すごいんですよ。
なんたって Eコース・30度超の急斜面を事も無げに滑って行くのですから。
毎年、大人のスキーヤーからは感嘆の声が上がっています。





少ない晴れ間をさがして
山頂から 奥只見湖 と 燧ケ岳(ひうちがたけ) を望む写真で
今シーズンの奥只見を終わります。
今度あの山に登ろう。



毎年最後には感傷的なことを書くのですが、
去年・今年とも世の中いろいろなことがあり、
ゴールデンウィークも惨事が続きましたので
止めておきます。






−− 講師と私の滑りの比較です −−


今までも ときどき 私の滑りを載せていましたが、
今回は スキー雑誌っぽく してみました。

断るまでもありませんが、別に自信があるわけではなくて、
ネイティブ リンク さんと アカデミーさんのコブ講習会で

「成果が上がって良かった」 という報告です。

これを見ていただいた方に、スキースクールに入ってみようか
と思っていただければ幸いです。







先生の滑りです。 不肖私の滑りで、
コブキャンプ以前の
滑りです。
不肖私の滑りで、
コブキャンプを受講
した後の滑りです。
自己分析
もしくは
自己批判



1





2





3






4





5
●3つの写真を載せます。
  斜面は3つともカモシカBコース下部です。

●左端が先生の滑りです。
 このときは横滑り主体で、スピードコントロールした滑りを実演してくれました。
 ポジションやストックワークがわかりやすいです。

●中央と右端が私の滑りです。

 コブキャンプの成果として、以前との違いがはっきり出ているのは、
 番号が 3,4 です。

 1,2 でコブを乗り越えた後、3,4 のタイミングで、
 以前は上体が山側に (写真では右側に)
 傾いています。

  (いわゆる内倒。 逆ヒネリがなくて上体が回旋してしまっている)

 、キャンプ後は軸が真っすぐに近づき、
 逆ヒネリも出ています。


 このため、コブの落ち込みのところで、雪を削る量が増えて、
 スピードコントロールできるようになりました。
 また、次のコブへ当たるとき上体が遅れなくなって、全体的に
 安定して滑れるようになりました。
 (安定感は内面的なものなので、写真や他人からは
  見てもわからないかもしれませんが。)


●それにしても・・・ 静止した写真で見るかぎり、
 1,5 のタイミングでは、自分で思っていたよりもカッコイイ。
 それ以外はへなちょこで、実際の滑りを見ると手っぴなんですけど。
 ・・・・ ときどき書くことですが、運動神経の鈍い私としては上出来です。




逆ヒネリを出すために
4月になってから、整地でのプルークをずいぶん練習しました。
Kデモのご指導の練習で 「ここまでヒネるのかぁ」 と思うほどヒネるんですよ。







★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 2時間 55分)

時刻 AM4:50 AM5:20 AM7:00 AM7:45
地点
走行距離
深谷発 →
0km
本庄・児玉 IC →
16km
小出IC →
153km
奥只見着
187km
備  考 17℃ 関 越 道
渋滞なし。
8℃
高速代 1,700円 (ETC)



★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 3時間 15分)

時刻 PM2:00 PM2:55 PM4:45 PM5:15
地点
走行距離
奥只見発 →
0km
小出IC →
34km
本庄・児玉 IC →
171km
深谷着
187km
備  考 8℃ 関 越 道
本庄・児玉IC手前で5km渋滞。
21℃
高速代 1,700円 (ETC)




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