★ 2016シーズンの活動 ★


日  付  2015年 12月 21,22,23日(月、火、水曜)
スキー場  奥只見丸山




昨年(2014年)のこの時期は大雪で、奥只見丸山まで無事に到着できるかどうか、少し不安でした。
  シルバーラインの途中で車が立ち往生したら命にかかわるかもしれない。

  今年は打って変わって、果たしてスキー場には満足に雪があるだろうか、と不安でした。

●天気は、
 1日目は、朝は小雪、その後雨。
   この時期の奥只見で雨になるのは、無いことも無いようですが、私は25年くらいの
   奥只見歴で初めてです。

 2日目は曇り。 
   朝から風が強く、山頂リフトが一時止まることもしばしばでした。
   午後からは風も止んで、晴れ間もさしました。

 ・3日目は、晴れ。
   まあまあのスキー日和でした。


●私の年中行事の一つで、12月中に一度スクールに入ります。
  シーズン始めに基礎を確認して、変なクセをつけないようにします。

  1日目は奥只見スノーアカデミーの先生。
  2日目は先生。
  3日目は、フリー滑走で、教わったことを確認。













スキー場入口のゲレンデ下部。
一応は雪に覆われていて、とりあえずホッとしました。
これなら下まで滑って来られそうだ。

しかし、見るからに硬そう。
やはり所々土が見えている。






ゲレンデ下部を斜面に立って撮影。

斜面から見ると土の部分が目立ちます。
危険を示す×印のポールがいたるところに立っています。

なんだか、ノルマンジー上陸作戦のシーンみたい。






山頂ゲレンデ。
まともに滑れるのはここだけでした。

風が斜面の下部から上部に向かって吹きます。
その中を滑ると顔が痛い。
向かい風になるため、スピードも出なくて面白くもない。

スクールでなければ滑りたくありません。
それでも、雪があるだけありがたいと思わなければ。






山頂ゲレンデを上部から撮影。
雪は硬めですが、広いのでまぁまぁ、楽しめました。

23日は天皇誕生日で休日だったため、混みました。
リフト待ちは、平均10分くらい。

下界の他のスキー場は雪不足なので
皆さん、ここまでやって来ます。

よくやるよ。 私もだけど。






おなじみカモシカBコース。

こうして見ると快適に滑れそうですが、
やはり滑ってみると土、石、ブッシュがいたるところに出ています。






カモシカBコースをゲレンデ上から撮影。
へぇー、雪不足でも一応コブになるんだね。

このコブ、1日目よりも2日目、さらに2日目よりも3日目と
だんだん形がまろやかになっていきました。

夜のうちに多少雪が降って、滑る人もいるので
ラインが整えられていったようです。

しかしですねぇー、
コブを4コか5コ乗り越えると、必ずブッシュや石ころが出ていて
おまけに、ガリガリ状態でもあり
とても 「コブを滑る」 という雰囲気ではありませんでした。


私は、横滑りで降りてきました。






この時期恒例のゲレンデ・サンタ。

子供たちのいるところへ出向いては、お菓子をばら撒いていました。
子供たちは、「わぁー」 っと言ってお菓子を拾っています。
子供といっても、小学5年生くらいでレーシングスーツを着ているので
あまり可愛げがありません。


以前は、数人のサンタがスノーボードでお菓子を手渡ししていましたが、
人手不足なのか、今年はスノーモービルで素早く移動して
手渡しはしていませんでした。






天気は3日間とも、だいたいこんな感じでした。

雲の切れ間からときどき太陽が覗きます。







講 習 風 景


3日目のフリー滑走中に、
2日目に教わった先生の講習の様子を
遠目で見ていました。

全ての講習内容の紹介はできませんが、
たまたま撮れた写真の説明を載せます。





No.1




  悪いターンの入り方の例。

No.2

これは、ターンの入り口(切り換え時) の説明。

「皆さんは、こうやって頭(上体)から谷方向へ行ってしまいますが、
それだと、次のターンの外足で雪面をとらえることができなくなります。」

「頭だけ谷に向かって突っ込んで、外足・外腰が伸び切ってはいけない。






No.3

これは外向傾の説明。

「ターンの後半で谷方向へ向かって……」 と説明しています。

「谷スキーにしっかりと重みを乗せる」 と言っていると思います。……たぶん。






No.4

プルークで谷足過重の確認。
上手い人はプルークを見ただけでも上手いとわかるから不思議です。






 レッスン内容

今回はターンの入り口(切り換え時) の外足への意識に重点が置かれていました。

  下の写真は先生が、生徒の悪い例を体現しているところです。

  私は写真のように切り換え時に、頭と上体が谷方向へ大きく傾いてしまうため
  次のターンの外足が軽くなってしまい、結局、常に内倒したターンになってしまいます。


    


●黄色の丸印を付けた所、すなわち次のターンの外腰を浮かさないこと。
 先生、先生とも 「タメをつくる」 と表現していました。
  (今年の言葉なのでしょうか?)

  このタイミングでしっかりと外板を踏む、荷重をすること。

  そのためにシュテム・ターンを反復練習し、シュテムの状態で外足を踏み込み
  板のテールを押し出し、トップを回し込むようにしました。


●ところで、いわゆる 「斜面に立つ」 には2種類あって、
  一つは 「斜面に垂直に立つ」。 もう一つは 「地球に垂直に立つ」 です。
  地球に垂直とは、ゲレンデに生えている木や、リフトの支柱の立ち方です。

  私は、外板を踏み始めるのは 「斜面に垂直に立ったとき」 だとばかり思っていましたが、
  先生によると、それでは遅くて、「地球に垂直に立ったときから外板を踏み始める」
  のだそうです。

  そぉかぁー、だからいつも内倒していたのかぁー。
  納得してしまいました。




  講習ではないけど、捕捉説明を少々。

●昼食のとき、先生に確認したことがあります。

  先シーズンの終わりの4月に、先生から 「大回りでは、切り換え時に大きく傾いて……」
  と言われたことがありましたが、今回の講習では、どうも大きく傾いてはいけないようです。

  このことを聞いてみたら、「要するにスピードとのバランスです」 という答えが返ってきました。

  春スキーの午前中では、よく整備されたゲレンデでバーンも硬いのでスピードが出る。
  しかし、今回のように条件が悪く、あまりスピードも出ない中で
  大きく傾くと外足が踏めなくなる。

  条件が良くてスピードも出れば遠心力も大きく働くので、大きく傾いてもバランスがとれて
  丁度よい。


  ということでした。

  言われてみれば当たり前なのですが、一から十まで先生に教えてもらわないと
  できない私って、ほんとにダメなヤツ。

  滑っている中で、自分で感じ取ってバランスをとるのが大事ということです。

  この 「バランス」 という言葉は、私の好きな言葉で
  例えば、文系と理系のバランス、組織と個性のバランス、一般常識と専門知識のバランス、
  東西冷戦のバランス、と世界はバランスで成り立っているのです。
  スキーとは関係ないけど。










★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 3時間 5分)


時刻 AM 4:50 AM 5:20 AM 7:10 AM 7:55
地点
走行距離
深谷発 →
0km
本庄・児玉 IC →
16km
小出IC →
150km
奥只見着
183km
備  考 4℃ 関 越 道
渋滞なし。
1℃
高速代 3,510円 (ETC)



★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 3時間 15分)


時刻 PM 1:55 PM 2:40 PM 4:40 PM 5:10
地点
走行距離
奥只見発 →
0km
小出IC →
33km
本庄・児玉 IC →
167km
深谷着
183km
備  考 2℃ 関 越 道
渋滞なし。
7℃
高速代 2,460円 (ETC)




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