★ 2016シーズンの活動 ★
日 付 | 2016年 4月 14〜17日(木〜日曜) |
スキー場 | 奥只見丸山 |
●今年も遂に この時が来てしまいました。 2016シーズン滑り納めの奥只見丸山です。 今シーズンはゴールデンウィークまで雪がもたないだろうと踏んで 勝手に連休を前倒しして、3泊4日のスキー行です。 ●天気、及び講習内容。 ・1日目(14日・木曜) ‥ 曇り ときどき 晴れ。 案外寒いが晴れていたのでフリースで滑る。 コブを滑るとやや暑いくらいになる。 スノーアカデミー・星先生によるコブ講習。 夜中に降雪。 ・2日目(15日・金曜) ‥ 朝は雨。 9時頃から雪。 午後は曇り。 夕方は少し晴れ間が出た。 終日 風が強く、真冬みたいに寒い。 風でリフトが時々止まるが、さほど支障は無い。 スノーアカデミー・星先生による基礎講習。 (午前は大回り、午後は小回り) ・3日目(16日・土曜) ‥晴れ。 快適な暖かさ。 フリースで滑ると丁度良い。 ネイティブリンク・風間先生によるコブ講習。 (主に整地での基礎練習。) ・4日目(17日・日曜) ‥曇り ときどき 晴れ。 終日 風が強く、リフトが度々停止した。 運行停止になるのではないかと心配したが、辛うじて夕方まで営業。 情報によると、かぐら,ガーラなどは運行停止となり 日本中で営業しているスキー場は、ここ奥只見丸山だけだそうだ。 ネイティブリンク・風間先生によるコブ講習。 (実戦の滑り。) ●積雪情報では、4月13日(水曜)の時点で 150cmくらいだったと思います。 聞くところによると、私が行く前日の火曜、水曜には カモシカ Bコース を閉鎖して 雪入れをやったそうです。 その甲斐あって、Bコースは真っ白できれいなゲレンデになっていました。 素晴らしい。 ●しかしながら、14日にスキー場に来た日は カモシカ Bコース以外のゲレンデは どこも黒々としていました。 土が出ているわけではないが、砂ぼこり、中国の黄砂、pmナントカなどが雪の上に積もって とにかくキタナイ。 こんな中を滑るのはイヤだなぁー、というのが正直なところです。 これじゃ、朝一番で大回りをやる気にもならないよ。 と思っていたら、なんと14日の夜に雪が降ったのです。 おかげでゲレンデはどこもすっかり白くなりました。 春の湿った重い雪ではなく、そこそこ良い雪だったので、山頂ゲレンデも快適です。 15日は基礎講習で、大回り,小回りを真冬並みの雪質の中で滑ることができ “ なんて運が良いんだ ” と、ほくそ笑みました。 ●最終の土日は、ネイティブリンクさんのコブ講習。 講師は角田先生と風間先生、生徒は各々9人でした。 一年ぶりに風間先生に教わりました。 滑り込み重視の角田先生と違って、整地での基礎練習からやったので体がほぐれました。 いわゆる “縦の滑り” の入門編のような講習内容でした。 講習内容の詳細は後述します。 ●KG さん、たもん荘ではご馳走様でした。 この次は私がお酒を持っていきます。 私の都合で土日に滑る機会がなく、ご一緒できませんでしたが 来シーズンは、またよろしくお願い致します。 腰痛をお大事にしてください。 あと、私の文章をあまり真に受けないほうが良いかと思いますが。 ●SB さん、今シーズンも とうとう最終回でご一緒になってしまいましたね。 私は少し期待していたのですが、 まさか “ しまった ” と思ったのではないでしょうね。 今シーズンは緑の学園では一緒にならなかったので、あまりお話しできませんでしたが またいろいろとご教示ください。 ●SI さん、HA さん、今シーズンは一緒に滑れませんでしたが できたら来年のお正月にでも、またよろしくお願い致します。 ●KBさん、コブ講習でヒザは悪化しませんでしたか? お気を付けください。 緑の学園に長期滞在しているようですが、栄養バランスが心配です。 時々は下界に降りて生鮮食品を採った方が良いのではないでしょうか。 ●KN さん、それにいつもマイ浴衣をご持参の FKD さん、 HPをご覧いただきありがとうございます。 何が面白くてご覧になっているのか、書いている私にもわかりませんが、 今度は感想をお聞かせください。 FKDさん、知り合ってから長いですが、なかなか一緒に滑る機会がありませんね。 緑の学園ではせっかくお酒に誘ってくださいましたのに参加できなくて 申し訳ありません。 あの日は寝不足であまりにも眠かったもので、すぐに寝てしまいました。 この次は飲みましょう。 皆さま、今シーズンもいろいろとお世話になりました。 良いシーズンオフをお過ごしください。 また来シーズンよろしくお願い致します。 |
(1)スノーアカデミーの講習 ●1日目はコブ講習、2日目は基礎講習でした。 ●コブ講習の内容は基本的に昨年と同様です。 何度も書いてきたことですが、なかなかできないので復習しておきます。 (1)コブを吸収して抱え込むときには、板をスッ、と前に送り出す。 これによって板の抜けが良くなって、次の動作へのつながりがスムーズになる。 また、ターンの横方向のスペースを大きく取れる。 (2)コブを抱え込むときの最大エッジング時には、 次のターンの外側の手を前(=谷方向)に出すこと。 この上体のヒネリ動作によって、ターンをリードしていく。 ヒネリ動作が無く、上体が斜面の横を向いてしまうとコブから飛び出してしまう。 (3)抱え込んだ後、コブの溝に落ちていくときは、腰(=体の重心)を前方に突き出す。 スピードが速くなると、突き出すというところまではいかないが、 「腰を前に出す」 というイメージは持っていること。 (4)ストックのグリップを持つ両手は、常に視界の中に入っているようにする。 これによって手が遅れないようにする。 (5)コブでも山回りするときは、外スキーと一緒に外腰も回していくこと。 これらは基本中の基本なので、繰り返し練習します。 ●基礎講習の内容は割愛します。 |
(2)ネイティブ リンクのコブ講習 緩斜面のリズムが速くて、浅いコブ ●下の写真は山頂ゲレンデにM次郎先生の講習班が作製したコブです。 非常にピッチの狭いコブです。 M次郎先生がこれを作った意図はよくわかりませんが、縦の滑りの練習だったのでしょうか? しかし、M次郎先生の講習は先生を含めて6人でしたから、 6人でこのラインを作るのは大変だったでしょうね。 ●1日目は角田先生、風間先生ともこのコブを使って講習をしました。 ちょうどいいと思ったのかどうか、わかりませんが。 このようなリズムの速い(ピッチの狭い)コブはどうやって滑ったらいいのか? もし講習でなかったら、フリーでは絶対に滑らないようなコブです。 あるいは、試しに滑ってみても 2,3ターンでコースアウトするようなコブです。 ●このようなコブでは、「抱え込んで吸収する」 とか 「板を回し込む」 ということはできないので 「縦目に滑る」 のだそうです。 今までは、大きくて深いコブと同じように滑ろうとしていたのでダメだったんですネ。 おぉ!、 いよいよ講習で 「縦の滑り」 をやるのか! スゲェーな、大丈夫かしら‥‥、 まずは、山頂の緩斜面の浅いコブで練習ですね。 実線はコブに乗り上げる部分。 点線は溝に落ち込む部分。(ラインを見下ろすと見えない部分) ●まずはライン取りですが、黄色のラインはこのようなコブでは、もともと無理なのだそうです。 ピッチが狭いので、抱え込むとか、板を回し込むというようなヒマは無い。 すぐに次のコブが来てしまうので、板を横にしてズラすスペースも無い。 ズルドンもダメ。 回し込みもダメ。 では、どうやって滑るのか? ●まずは、上半身を回さないようにブロックします。 ここは浅いので、この際、ストックワークはどうでもいい。 (もちろんん、できるに越したことはないけど。) ポイントは、ヒザを左右へ切り返すだけで滑っていくこと。 ラインは上の写真の水色の線です。 コブの中腹あたりを狙って通過する。 腿から上は、“ヒネリ” や “回す” といった動作はしないで、 ヒザ下を使ってエッジを切り換えるだけで滑る。 昔のウェーデルンのような感じですかね。 ターンするという意識すら持たなくてよい。 そんなことホントにできるのかよ、すぐにコースアウトするんじゃないの? と思って滑ってみましたが、意外と滑れるんですよ。 まぁ、斜度自体は直滑降できるくらいの緩斜面ではあるのですが、 それにしても、先生の指導力はモノスゴイものだと、またまた感じ入りましたね。 自力でやれと言われても絶対に無理だ。 ●講習は午後3時くらいに終わるのですが、 上手くいったイメージを固定させたいので、講習終了後も2,3本 このコブを滑りました。 今までは毛嫌いしていたピッチの狭いコブだけど、なんかクセになりそう。 ご一緒した SB さん、ありがとうございました。 SB さん も楽しそうでした。 |
(3)縦の滑り入門 先生の言葉そのままではなく、 私なりの解釈が入っているので、ご了承ください。
先生は 「なんとなく」 という いい加減な言葉は使いませんでしたが、 私の解釈です。 先生の説明を聞くときは、真剣に 集中して聞きますが、 実際に滑るときは、「あまり深く考え過ぎない、」 というのが私のモットーなもので。 (4)連続写真にて 一応、いわゆる 「縦の滑り」 のマネ事のような滑りですが まぁ、今シーズン最後ということで、ご紹介しておきます。 ちなみに、この日は暑かったので ウェアの前のファスナーが だらしなく開いていますが 見苦しくて申し訳ありません。 下の写真は、カモシカ Bコース・下部 の 急斜面の深くて細かいコブを滑ったときのものです。
上の写真では、どれも肩のラインが傾いていますが 水平になるようにしなければなりません。 これはショートターンでも出る私の欠点ですが 来シーズンはこれを直すことをシーズン目標にしよう。 一世を風靡したバンク滑りも、最近は流行らないらしく コブの形状も縦目の階段状というか、モーグル状になってきました。 とりあえずは、コースアウトも大転倒もしなくて良かった。 まぁ、オーバースピードにならないように 適当にズラして ズルドン を入れて、インチキしてるんですけどね。
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コブ講習を終えて ●去年のゴールデンウィークから今年の春スキーにかけて、 コブ講習の目標を自分なりに設定していました。 それは、切り換えで 「スキー板の面を切り換えて、谷回りが表現できること」 というものでした。 しかし、滑りのライン取りが 「縦」 になったために、それどころではなくなってしまいました。 もちろん、バンクだろうが、縦だろうが基本的には同じなのでしょうが スピードが出てくると、意識はバランスを取ることにいってしまい 正確な動作がおろそかになってしまいます。 ●コブ講習の初めでは、“ゆっくり正確に滑ること” を意識して スピードが出ないように滑っていました。 (ゆっくり滑った方が疲れないし。) しかし、先生の言葉によると 「皆さん、スピードをコントロールして滑ることはできますので もっと積極的にスピードを出して、あまり板を回さないようにして滑ってください。」 ということでした。 「そんなに回さなくても、エッジが切り換っていればターンしているように見えますから。」 とも言っていましたが、スピードに耐えられるだけの脚力と反射神経が無いので 無理ですよ、先生。 ●コブを滑っていて一番怖いのは、自分がコースアウトしてラインの横に出てしまったときに 隣のラインの上から滑ってきた人と衝突することです。 また、ここ2,3年は、縦の滑りが流行りですから、上級者とおぼしき人が コントロール不能なスピードで滑ってきて、その人がコースアウトして こちらに突っ込んでくるのも心配です。 そのような事故が実際にあるかどうかわかりませんが、 私は無理をせず、私のできる範囲でやっていこうと思います。 最 後 に ●コブの文章を書くときは、「ズルドン」、「バンク」、「縦に滑る」 という言葉を使っていますが これは正式なスキー用語なのかどうか、私は知りません。 SAJの教本の中に出てくるのでしょうか? スクールでは先生も使っていますが、長野県でも北海道でも通じるのでしょうか? そこで、ネットで調べてみると、一応この言葉を使っても皆さんに通じそうなので このHPでは “いわゆる” と付け加えて、無定義のまま使用しました。 今さらという感じですが、気になっていたので最後に追記しておきます。 |
時刻 | AM 4:30 | AM 5:00 | AM 6:50 | AM 7:30 |
地点
走行距離 |
深谷発 →
0km |
本庄・児玉 IC →
16km |
小出 IC →
150km |
奥只見 着
183km |
備 考 | 13℃ | 関 越 道 渋滞なし。 |
6℃ | |
高速代 3,510円(ETC) |
時刻 | PM 5:10 | PM 6:05 | PM 7:45 | PM 8:15 | |
地点
走行距離 |
奥只見 発 →
0km |
小出 IC → 33km |
本庄・児玉 IC →
167km |
深谷着
183km |
|
備 考 | 14℃ | 関 越 道 渋滞なし。 |
21℃ | ||
高速代 2,460円(ETC) |
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