★ 2017シーズンの活動 ★

日  付  2017年 2月 18,19日(土、日曜)
スキー場  八海山



ネイティブ リンクさんの
  ショート&コブ コースを受講してきました。


  前日・17日(金曜)は関東地方で春一番が吹きました。
  気温も20℃くらいまで上がって、4月下旬の暖かさ。
  また雪が減ってしまうじゃないか。

  18,19日は一転して寒くなり、朝から雪でした。

  雪が硬くて、朝一番からのコブ作りは大変だったなぁ。


●土日のショート&コブ というコースには初めて入りました。
  そもそも、2月の寒い時期にコブを滑ろうという気になったこと自体、久しぶりです。
  20年ぶりくらいかもしれません。

●天気は、
  1日目,2日目とも、朝から雪でバーンは硬め。
  これじゃ、コブが作れないよ。

  しかし、お昼から晴天になり暑くなりました。
  おぉ、これならコブが滑りやすくなるぞ。 ヤッター。


●参加者は11人。


●普通 2月といえばまだ寒く、コブも硬くて、滑ると足が痛くなってしまいます。
  おまけにエッジが立ちにくいのでスピードコントロールもできず
  どうせ上手く滑れません。

  大変な思いをしてまで滑る必要など無いので、
  コブは、いつも4月になってから奥只見で始めるものと決めていました。

  しかし、まぁ、今回はちょっとした気分転換ということで。


●レッスンは前倉ゲレンデのみでした。





●たもん荘では、お正月以来で KGさん とお酒を飲みました。

  腰を痛めたということでしたが、これからゆっくり焦らずリハビリして
  復活してください。

  またの機会を楽しみにしています。

  そうそう、今回も日本酒をご馳走さまでした。
  次回は私持ちで飲みましょう。













1日目 前倉ゲレンデにて

午前10時頃、まずは、プルークで外向傾の確認。

コブ作りの前に、まずはプルークでしっかり外向傾の姿勢で
谷足荷重の確認です。

コブ作りで大事なのは
板を横にして、雪を削っていくこと。
決してターンしてはいけません。

皆さん心得ているようでした。
さすがですね。






1日目 朝11時頃、コブ作り開始。

前日の雨で溶けた雪が、昨晩のうちに冷えて固まり
プルークで雪を削る度に ガリガリ という音がします。

“この調子じゃあ、今回はコブ講習は無理だなぁ” 、と
この時は思いました。

なんたって2回ラインを作っても
まだ、圧雪車の通った跡が残ったままなのです。







1日目 午後1時半頃、前倉ゲレンデの下部

午前中は、ずっとガリガリ、ガリガリ していたゲレンデでしたが、
お昼ご飯を食べて外に出てみると、ビックリ
なんと日が差してきたではありませんか。
(天気予報では、降水確率40%くらいで、曇りの予報でしたが。)

始めはうっすらと晴れ間が覗く程度でしたが、
次第に快晴になっていきました。


前倉ゲレンデは、土日の朝は圧雪するのですが
我がネイティブの先生が、コブのラインは残してくれるように
八海山パトロールにお願いしたそうです。

八海山スキースクールの皆さんも
私たちネイティブ班が作ったコブのラインをなぞってくれたので
以外にも深くて滑りやすいコブに仕上がりました。






2日目 前倉ゲレンデで大回り。

コブの中でもターン前半(谷回り)で板を押し出し、雪を削るための練習です。

いきなりコブの中ではできないので
整地で大回りしながら練習します。

それにしても、見よ、この青空
雲一つ無い晴天です。

朝の大雪がウソのようです。






講習ポーズ − その1 −

コブの溝に落ちたところ、ここでエッジングを強める。

くの字」 姿勢をとって、しっかり角付けします。






講習ポーズ − その2 −

溝から抜け出すところ、板のトップを落とし込みます。

これが難しい。
私はこれが意図的にできないので、なかなか滑りのレベルが上がりません。

まぁ、意図的にできなくても、自然に板のトップは落ちるのですが
それだと、落ち込みで雪を削ることもできず、
まして、“谷回りを見せる” など遠い夢のまた夢です。






2日目 コブを見上げるの図

2日目には、なんとコブのスタート地点とゴール地点に ポールが立てられていました。
八海山って、金儲け主義だと思っていたけど
パトロールはいい人達なんですね。


ここでビデオ撮影。

朝とは違って、雪も柔らかくなり練習には いいコブ になりました。

少し短いので、あと4個くらいコブがあるといいのですが。






2日目 前倉ゲレンデ上部の緩斜面に作ったコブ

ピッチの速いコブです。

写真は2日目のコブですが、1日目にもここに作りました。

しかし、朝は雪が硬く、人数が十人程度では、なかなか深い溝にならず、
ボーダーも滑るので消えてしまいました。

それでも先生が 「根気よく作りましょう」 と言って 2,3度滑っているうちに
なんとか、このラインは生き残りました。

やはり無駄だと思わずに、根気よくやるのが大事ですね。






前倉ゲレンデをリフト上から撮影。

朝がた降った雪が、まだ木々に残っていて綺麗でしたので
せっかくだから紹介しておきます。






午後2時頃、周囲の山々を望む。

せっかくの雪山ですから、景色もお楽しみくださいませ。








講 習 内 容




  主 な 内 容


●整地で基礎練習

  ・ プルークで外向傾の確認。

  ・ 外足一本で滑り、内足のテールを上げて トップを接地させる。
    (トップを落とす練習)

  ・ 直滑降から急停止。

  ・ ストレッチング系のショートターン。

  ・ ベンディング系のショートターン。

  ・ 内足を外足に寄せていく練習。

●コブ

  ・ ズレを多くしたズルドン滑り。

  ・ 溝に沿ってバンクを使う。



  細かい練習は他にもありましたが、書ききれないので省略します。








(1) 整地にて、ベンディング系の練習



 左 タ ー ン    右 タ ー ン
   
 

  ●私は左ターン(右足が外足)で、外腰が回りやすいので
    特に写真を残しておくことにします。

  ●上体だけの外向傾になってしまいます。

 
  ●比較のために右ターン(左足が外足)の写真も載せますが、
    ビデオは真正面から撮っているわけではないので
    違いがわかりづらいですね。



まぁ、細かいことはともかくとして
  整地では、意外と両足が揃っています。
  不格好なりにですけど。








(2) 整地にて、内足を外足に寄せていく練習



●これはコブの中で両足を揃えるための練習です。

  両足が揃っていないと、コブの中では滑りづらいわけですが
  なによりもカッコ悪いです。


●まずは、斜面に立った状態で山側の足のブーツを、谷側の足のブーツに
  勢いよくぶつける動作をします。

  内足で外足を足払いする ようなイメージです。


●下の写真は、中斜面で中回りで滑ったときのものです。

  両足がバラけるのは私の数ある欠点のうちの一つですが、
  このような方は私だけではなかったので
  先生が、皆さんの滑りを見て、取り入れてくれたものと思います。

  この練習をやってくれて良かった。



 


上の写真は、切換えてフラットになったところからの谷回りです。

特に注意点も何もありません。

ただ内足を外足に寄せていくだけです。

ここでは、基礎パラレルで滑りました。
自分でいうのもなんですが、
意外と良くできていると思います。

いつもはここでX脚が露わになってしまうのですが、
なんだ、真剣にやればできるんじゃないか


他の皆さんも、ここでは良く両足が揃っていました。
この練習って、意外と即効性があるんですね。






私には X脚コンプレックス」 というものがあって
ヒザから下に、いわゆる “三角形のすき間” が出てしまい
内心とても恥ずかしく思っています。

しかし、上の写真では出ていませんね。

実は自分でもビックリしています。
これからフリースキーで、この練習をたくさんやろう。

「即効性のある動作」 というのは、「すぐに忘れてしまう動作」 でもあるので
ひたすら滑り込むしかありません。










(3) コ ブ に て



●斜面は、前倉ゲレンデの一番下の落ち込みの所で、リフトのすぐ脇です。


●ここでは、いわゆる 「バンク滑り」 というのでしょうか?
  溝に落ち込まず、大きめにターンする、というのを紹介しておきます。


●このような写真をあえて載せるのは、
  自戒の念を込めて、ということをお断りしておきます。

     (自虐ではないですよ、念のため)



まずはコブの紹介。



だいたい こんなコブです。
晴れて気温が高くなったので、よく掘れています。
八海山スキースクールの皆さんも滑っていました。

結構深いです。






●水色のラインを滑りたいのですが
  コブを乗り越える時点で ‥‥

  「…あそこにトップを入れるのかよ…
    :
    :
  ちょっと怖い。

  というわけで、下の写真のありさまです。



     ちなみに水色の点線は、コブの溝で、
     ビデオを撮っている下からは見えない所です。

 


  ダァ〜メだ、こりゃ


●狙ったラインとは かけ離れた所を
  滑ってしまいました。

  左手が遅れているだとか何だとか、
  いろいろありますが、
  もはや何も言う事がありません。


私が子供の頃、コント55号 のギャグで
“クルリと回ってイチ、ニッ、サン” というのがありました。

二郎さんが欽ちゃんに踊らされるというコントですが、
スキーとは何の関係もありません。
スイマセン。
バカか?

 



というわけで、今シーズン初のコブは終了です。


しかし、今回の大きな収穫は
「内足を外足に寄せていく」 という意識です。
当たり前といえば、当たり前なんでしょうが。


コブ本番の奥只見まで、あと1ヶ月半くらい、
どこかでフリーで滑り込もう。







★ 行 程  (行 き) ★
(所要時間 : 2時間 45分)

(赤城SA とコンビニで夕食休憩)


時刻 PM 6:25 PM 7:00 PM 8:50 PM 9:10
地点
走行距離
深谷発 →
0km
本庄・児玉 IC →
14km
六日町IC →
131km
たもん荘着
142km
備  考 16℃ 関 越 道
渋滞なし。
2℃
高速代 3,160円(ETC)




★ 行 程  (帰 り) ★
(所要時間 : 4時間 5分)



時刻 PM 5:05 PM 5:30 PM 8:40 PM 9:10
地点
走行距離
たもん荘 発 →
0km
六日町 IC →

11km
本庄・児玉 IC →
128km
深谷着
142km
備  考 1℃ 関 越 道
月夜野あたりから前橋まで渋滞。

4℃
高速代2,210円(ETC)




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