映画への誘い
または 映画についての私見

(2014年 12月 18日)




●はじめに

 私の趣味は、大きく4つあります。
  1.スキー
  2.山登り
  3.将棋
  4.映画を見る

 どうも、昨年あたりからスキーに行きたいという気持ちが少なくなり
 今年は山にもあまり登らず、このHPも長らく更新していませんでした。
 そこで趣味の4本柱のひとつ、映画について書いてみようかと思います。

 映画館で観るのは年に2本程度です。
 普段は、「つたや」 の宅配レンタルを利用していて
 月に6本くらい観ています。

 その他、近所のレンタル店でも借りますので、年間では80本くらい観ている計算ですが、
 私は、気に入った作品は何度も借りて観ますので、この本数がそのまま作品数に
 なるわけではありません。



●なぜ、こんな文章を書く気になったか

 2014年 12月 10日 のNHK 「クローズアップ現代」 で
 立花 隆氏が、「本を読むだけでなく、考えを書くことが大事だ」
 と言っておられましたので、
 私も映画を見るだけでなく、感じたことを書いてみようか、という気になった次第です。
 本を読むのと、映画を観るのでは違いますが、まぁ、その辺はうやむやにしてください。




●映画歴の簡単な紹介

●現在では、幅広いジャンルを観ますが、
 好んで観るのは主に昔の作品です。
 それとは別に、子供の頃の経験から、自分ではSFが専門分野だと思っています。

 最初に映画館で見たのは、たぶん 「モスラ 対 ゴジラ」(1964年) だったと思います。
 私は1961年生まれですので、
 計算上、このとき3歳ということになるのですが、
 もしかしたら、再上映で見たのかもしれませんので、確かに3歳で見たかどうかは
 今からではハッキリとは分かりません。
 父親に連れて行かれたことは確かですが。


●中学生になって、「タワーリング・インフェルノ」(1974)を見ました。
 これが洋画を映画館で見た最初です。
 翌年、「ジョーズ」(1975年)をやはり友達と見ました。

 私が中学から高校の時期は、民放の水曜ロードショー
 「風と共に去りぬ」(1939年) を世界で初めてテレビ放送するということで
 鳴物入りで宣伝していたり、
 「七人の侍」(1954年)が放送されたりと、
 映画に関しては、名作をテレビで見る機会は豊富でした。
 
  NHKでは、世界名作劇場という枠があり、
 「駅馬車」(1939年)、「モロッコ」(1930年)、「自転車泥棒」(1948年)、
 「道」(1954年)、「第三の男」(1949年)、「望郷」(1937年)、
 などが毎週放送されていました。

 民放でも遅い時間帯に世界名作劇場のような番組があり、
 「オズの魔法使い」(1939年)、「西部戦線異状なし」(1930年)などが放送されていました。

 今から40年くらい前のはなし、
 ネット配信もレンタルもない時代です。
 映画ファンにとってはたまらない番組でした。

 今から思えば、中学生や高校生にとっては難しい内容で、
 理解していたとは思えませんが、それでも十代にして
 このような映画に接することができたのは幸運でした。

 なぜなら、40代、50代になって再びこのような映画を観ると
 「あぁ、この映画はこういう話だったのか」 と深く感動することができ、
 かつての己の未熟さを認識させられるからです。
 もちろん、未熟さは今も相変わらずですが。


●以前は、“スペクタクル巨編” などというのを好んで見ていました。
   (例えば、「ベン・ハー」(1959年)、「史上最大の作戦」(1962年) など)
 これは、中学時代に 「パニック映画」 なるものが全盛だったこともあると思います。

 40代から文芸作品も 「いいなぁ・・・」 と感じるようになり
 最近では、今井正、木下恵介、小津安二郎、成瀬巳喜男などの監督作品を
 涙しながら観ています。




●今後の予定

●私の好きな映画について 「かつてはどう見ていたのか」、そして 「現在はどう観ているのか」
 について書こうと思います。
 それが、心の旅路でもあると思うのです。

 そもそも何故このような映画が好きなのか、これは映画だけの事なのか、
 他の物事について考えるときの共通点はなにか、
 などについても書きたいと思いますが、書いてみないことにはどうなるかわかりませんので
 とんでもない話になるかもしれません。

 予定では以下の作品などです。
 気分しだいで書きますので、順番は未定です。

 “なんだ、この作品群は” 、“なんだ、このバラバラさ加減は” と
 思われるようなラインアップです。
 私の趣味なのでご容赦ください。

   ・「ゴジラ」(1954年)
   ・「失われた地平線」(1937年)
   ・「眼下の敵」(1957年)
   ・「オズの魔法使い」(1939年)
   ・「東京物語」(1953年)等の小津安二郎監督作品
   ・「稲妻」(1952年)等の成瀬巳喜男監督作品
   ・「放射能X」(1954年)
   ・「太陽の王子ホルスの大冒険」(1968年)
   ・「黒部の太陽」(1968年)
   ・「奇人たちの晩餐会」(1998年)
   ・「マタンゴ」(1963年)、「吸血鬼ゴケミドロ」(1968年)、「昆虫大戦争」(1968年)
   ・「時をかける少女」(1983年)、「学校の怪談(シリーズ)」(1996年〜1999年)
   ・「スター・トレック」 の6作品(1979年〜1991年)
   ・「海底軍艦」(1963年)
   ・「禁断の惑星」(1956年)
   ・「喜びも悲しみも幾年月」(1957年)
   ・「西部戦線異状なし」(1930年)
   ・「フェイル・セーフ」 または 「未知への飛行」(1964年)
   ・「道」(1954年)

 なるべく嫌いな映画の悪口は書かないつもりでいますが
 もしかしたら書いてしまうかもしれません。 なにぶん未熟者ですので。

 評論調にならないように気をつけますが、
 不愉快に感じることが予想される方は読まないでください。

 いつアップできるかわかりませんが、
 期待しないでお待ちくださいませ。




各映画とも、あらすじ紹介やラストシーンの
私的見解がありますのでご注意ください。

 No.  題   名 公開年   備 考
 1  ゴジラ
  および
 モスラ 対 ゴジラ
1954年

1964年
 
 2  喜びも悲しみも幾年月   1957年 監督 : 木下恵介
主演 : 高峰秀子、佐田啓二、
 3   破れ太鼓  1949年 監督 : 木下恵介
主演 : 阪東妻三郎、 
  失はれた地平線  1937年 監督 : フランク・キャプラ (アメリカ) 
 5   奇人たちの晩餐会  1998年  
 6   海底軍艦  1963年  
 7   アナと雪の女王 2013年   
 8  ほしのこえ
 雲のむこう、約束の場所
 君の名は。
2002年
2004年
2016年 
監督 : 新海誠 
       
       



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